秋山風景

秋山と周辺

 

    秋山と聞いて皆様は何を想像するでしょうか? 実は、WEBで検索するといろいろな場所が出てきます。 秋山温泉秋山郷、などですが、ここでは、佐野市の真ん中を流れている秋山川の上流を紹介するのです。 

秋山街道筋の家並み

秋山は、感じの良い響きのする言葉です。 やはり言葉から感ずることは、秋の紅葉と園周辺ヶ美しく、その美しさを楽しむといったことがベストなのでしょう・・・実は、この秋山は、昔から何度となく訪れてかなり細部が頭に叩きこまれていました。 

 

   毎年決まって訪れるこの秋山地域・・・山間の地です。 周辺は、この時期になると蕎麦の花、そして、シュウカイドウ、そして秋の中ごろには彼岸花も咲いています・・・自然を満喫しながら開き山側の流域を遡って見たらいかがでしょうか・・・とても楽しい自然探索ができます・・・またこの川は優しい皮です。 水遊びもできる川ですから夏の終わりに探索するのも良いでしょう・・・

彼岸花が真っ赤に咲く頃

  ★20160827:「出流シュウカイドウ 見ごろ 2016」 ★早いもので、今年2016年も、8・25日現在、シュウカイドウ開花始まりました! 見ごろです

20120912簑沢から茶の里公園へ 「関東の秋特集

   しかし最近では、この最も奥の地域までは行けなくなりました。 きっとパワーの状態なのでしょうが・・・それにしても佐野市から川縁を登るようなルートは、探して登るのも良いのですが、やはりこの川が、美しく見えるのは、葛生の交差点辺りからこの川縁を見て登るコースでしょう。 

 

   この周辺は広大な農地、田園が広がり、とても綺麗な田畑が広がります。 もうすぐに、あの赤い可憐な花の、秋海棠とか、曼珠沙華の咲く時期になります! これらの花が咲くと本当に楽しく空気が乾燥しているので、その旅がなんといっても楽しくなるから不思議です。 2年前の原発爆発と地震発生で旅の意欲が減退してしまいましたが、もう殆どと言って元に戻っているといってよいでしょう・・・・今日は、そうした美しい秋山地区に焦点を当てて紹介して行きましょう・・・・

    上では、原発のことが書かれていますが、現在はそうした自己制限もなくなってきており、誰でも楽しい秋の空気を求めて旅をしてみたいのではないでしょうか・・・当時のことが夢のように思い出されますが・・・

秋山紹介概要図

    では秋山の風景を紹介する前に地図を疑念的に紹介しておきましょう。 秋山川は、葛生から岩崎、小屋、柿平、千波、堀之内と行き、さいごが、早春では、ザゼンソウで有名な「木裏原」といった場所に至るコースです。 かなり山奥まで行くことができる街道筋で、歴史のある田園農村地帯です。 この秋山が良いのは、まだまだ自然が沢山残っていることです。 そしてこの生活を維持しているのがこの中心を流れる秋山川なのです。 とても綺麗な清流で小川よりは大きい流れですが、子供らが足を入れて楽しみたくなるような川であり、太公望達がなんといっても楽しめる川なのです。

 

そして、驚くほどきれいな川の淵には、こうしたシュウカイドウの群れが、一段ときれいに咲くのです・・・ちょっと考えられないのですが、民家の直ぐ蕎麦で、道の脇に兵のように咲いているさまは本当に素晴らしい花の群れ、シュウカイドウの群落です。 こうした群落は長く保存していきたいものです・・・ ここでは、シュウカイドウが、昔、地元紙で紹介されました。 秋山川の流れの殆ど水の面にシュウカイドウガ咲いているのです・・・やはり,シュウカイドウは水が滴るような場所が、好んで咲くようです・・・東京都では、奥多摩地域の山間部でシュウカイドウが咲くようです・・・それにしても人の高さほどもある塀の場所で咲き誇るシュウカイドウの群れは見たこともありませんでした・・・

秋海棠のなる秋山川べり

    この写真は秋山川の旧道の川沿いで見つけた秋海棠の花の群落です。 結構、暑い夏でしたが民家の石壁にそって咲き乱れていたのです。 こういう自然が秋山には所々で見ることができます。 この道沿いは、旧道がいたるところにあり、正常な道(バイパス)では、このような美しさは見られませんが、各道の川沿いを見つけて走ると、これらの面影が見て取れるのです・・・・それほど奥まで行くことはないので、五丈の滝近辺までが、これらの秋海棠の花を見ることができる地域でしょう。或時は、川縁に、ある時はこうした塀際に、またある時には道端にと色々発見があるのです・・・・ゆったりと名物蕎麦などを食しながら、旅の醍醐味を楽しんでみてはいかがでしょうか・・・旅に、自然に、清流にと旅の美しさ、楽しさは、数え切れない楽しさを与えてくれるのです・・・下の写真のように川べりの家には古風な橋が架かっている・・・

秋山川縁の家々

   ★「参考:これら秋海棠をよく見ると三角の花と花だけのものがあります。三角のほうが雌花ということです・・・・皆同じと思っていたらだいぶ異なるのですね・・・」

   数十年前には、わら屋根の民家が、秋山周辺で見られていたのですが、この頃は、めっきり少なくなってしまいましたが、屋根以外は、そのままの生活様式が息づいていますが、ぜんぜんその様子は、変わってしまいました・・・ そうした、静かな村です。 何か長野県の奥地に入ったような感じが残る村なのでした。 当然こういう場所は、そばが名物となります。 中でも「仙波ソバ」は、格別で上の図で仙波と書かれているあたりで収穫される山間地の名品ソバです。 この丁度東側には、出流山があってこの万願寺の周辺には蕎麦屋が乱立しています。 また、この周辺はシュウカイドウの群落地としても有名です・・・ここも有名なそばところです! 良くもこんなに蕎麦屋があって商売になるものだと驚くほどです・・・・最も出流まんがんじはその歴史が古くそうした場所に昔から蕎麦が有名だったと記されている地域です・・・秋山街道を奥まで行くと、こうした家があり、郵便局もこうしたムードです・・・

 

奥まで行くと、こうした家が古めかしく見えてくる!

   ●千波は、仙波と読み替えてください・・・誤記です。

秋山、仙波、出流地域地図

   上の図は秋山川の詳細です。 採虫館「柿平」は、春の節分草の群落地で有名ですがこの秋の時期には、静かな面持ちでゲートボールの広場が目立ちます。此処から先が秋山川の幅も狭くなっていき色々な美しい花を見る場所となるのです・・・秋山紹介1 秋山風景2

   ここでは、この秋山周辺を旅するときに参考になるように、周辺の旅の情報なども同時に紹介してみたいと思います・・・・今年の秋は、ぜひこの地域を旅してみてはいかがでしょうか・・・・この周辺は意外と見るべきところが多いのに驚かされるはずです!

   地元特別情報: ここで少し話が飛びますが、仙波地域の有名なそば処から秋山方面へは、 仙波地域の山道の一番奥まで上り石灰工場があるのでその左に曲がる狭い道を降りてゆくと、近道で、この秋山地区に出られる最短コースがあるのでここで紹介しておきましょう・・・・ご利用ください!『これを利用しないとかなり南まで下がってから秋山に再び入ることになって時間はかなり掛かるのです)

   この秋山川の周辺は、毎年見に尋ねる場所です。 春は、新緑前から節分草の観察、そして新緑で花を訪ね、そして晩夏の頃から秋海棠、彼岸花でお世話になるといった素晴らしい環境の場所なのです。 そしてソバの美味しい場所であり、季節から周辺の小旅行にはもってこいの場所でしょう・・・・

以上美しい秋山について紹介してみました・・・

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