秋山風景

秋山

     秋山は名前が綺麗でありそれ自体で何かふるさとを感じさせる場所である。 いつしか秋山の虜になってしまい、毎年この周辺にたびをするようになった。 最も旅といっても佐野市の奥と言うか葛生の秋山川の奥地であり、決して遠い場所ではない。 佐野市の真ん中を流れるこの川は、佐野のバイパスが出来る前はこの道で長野方面へと出かけたものである。

 

 川の水量は決して多くはないにしても春の川の両側に緑が冴える頃の風景は、格別である。 きっとその頃から魚釣りなどに勤しむ人々が多く集まってくるのであろうか・・・・そして夏がくる頃になると蕎麦の手入れが始まり残暑が終わる頃になると、とたんにこの秋山周辺は真っ白な畑とかしてそば取り入れが始まるのである。 暑い夏が過ぎて秋の頃を迎えると周辺には彼岸花がチラホラと咲き出し、カメラマンはそれを追って移動する時期となるのである・・・・誠にこの周辺の四季の美しさは素晴らしいのである。 では、ここから写真スポットを紹介してみよう・・・・

 

山頂より秋山の里を見る

     秋山は、栃木市の西方で佐野市の北に位置しており、葛生の街から奥に入るようになる。 決して大きな街ではないが、砕石などをやっている工場ソ過ぎるともうあとは秋山川に沿って田舎風景が続く。 静かな素晴らしい境地といえよう・・・・ここは地方道200号線であるが、この西側にもう一本の201号線があって、ここを置くに進むと蓬莱山がある。この周辺は勝道上人が改ざんしたと呼ばれる紅葉の境地がある。 この写真はその蓬莱山の紅葉を見ての帰りの山間地山越えをした時の風景である・・・・なんとも言えない美しさが漂い秋山は、ひにひにこうようがすすむ時期であったのだ!

 

 

     葛生から秋山川沿いにゆくとこのような山が見えてくる。 そう、あの山越えをしている写真が上で紹介されていたのである。 さすが山の上から見る鳥瞰図は素晴らしく秋の美しさを堪能できたのであった・・・ 

 

 

秋山の民家と晩秋風景

     秋山の醍醐味は、やはりこういう風景がまだ残っているということである。 清流と民家が織り成す光景が誠に素晴らしいのである。 この少し先をゆくとすぐに清流の秋山川が見えてくるがその場所の紅葉があまり素晴らしくしばらく見とれていると、近所のあじさんが来て話が弾んだ! 今年の紅葉は少し遅れ気味で色はそれほど今のところよくない、といった説明がされてのだった。

 

 

     この街道筋をゆくと花の時期は民家の方々が野良仕事の合間に花類を栽培しており道側からよく見えるのでドライブをしてもほんとうに楽しいのである。 もちろんこの未知は殆ど日光方面へまで抜ける人はイないようなので交通量は誠に少ないのである。

 

 

秋山にある紅葉の美しさ

     秋山の紅葉は、少し遅れてしまっている場所もあったが色は一番良かったのかもしれないのである・・・・というのも蓬莱山自体の紅葉は最も遅い時期になるからである。 あんなに狭い場所に車が沢山集まって紅葉を楽しむのだから、驚くばかりである! それでもここはすべて山脈間に美しい渓流があるのでそのうつくしさをたのしむだけでもよいだろう・・・・カメラマンにはおすすめの境地であるとしか良い用がない・・・・

 

 

     やはり稲の刈り取りもh所とんど終わりそれを見つけるのにも一苦労する場所でもあるが、こうした機械化ではこの程度は夕方までにはなくなってしまうのかもしれないのである。 こすもすがきれいに道の傍を飾って、この時期の特徴がこよなく表されていたのである・・・

 

子供たちが家路を急ぐ秋

     子供たちも家路に急ぐのであろうか・・・・秋山川のほとりを歩きながら足を進めていた・・・・本当にこうした風景を見るのも少なくなってしまった・・・・

     秋山川の渓流はこうして葛生へ、そして佐野へと流れ下って行くのである・・・・この西側には旗川があってこの周辺の川のほとりは早春の時期には、沢山の菜の花で埋め尽くされる土地柄なのである・・・・

美しい花の群落

     道端に真っ赤に咲く花の群落、このまま放置しておいてはもったいないということで写真に切り取っておいたものである・・・・見れば見るほど美しい花の数々であり道端にもこうした美しさが醸しだされているのである。

     こんな秋でもツユクサが、咲き誇ろ周辺の夏のオイラン草などと美しい対比を構成していた。 普段こんな雑草と思うかもしれないがこうして高い位置で見かけるとなるほどとうなずけるような気もしてならないのである・・・・

秋山川のほとりを犬と戯れながら行く美しい風景

     そして去りゆく子供たちと犬がなんとなく哀愁をそそる秋山の風景なのであった・・・・・・・こうした田舎の風景がきっと今首都圏に住む人達には必要なのかもしれないなどと考えながら・・・・・

 

 

花旅