日本一のラジウム含む 増富温泉

増富温泉

増富温泉と聞いた時まだしらない方々も多いのかもしれない。 この地を知ったのは偶然であった・・・もともと山好きのため、八ヶ岳方面に旅立った時に山の形が素晴らしい瑞牆山と呼ばれるものを発見した。 「別の増富温泉紹介もどうぞ!」 「富士見ゆりの里

 

 もうあれから20年位上達と思われる・・・この瑞牆山は、ジも難しいが一度見ると忘れない文字であり、興味の持てる山である。 そしてこの場所が八ヶ岳のある信州から山梨県に堺にあることもわかった・・・・色々見るとこの山を見るためには、一箇所信州峠と呼ばれる街道筋をゆく必要があるのだ! 信州峠は、それほど険しくなく驚くほど楽に通過ができる道である。 しかし地図上では、細く書いたラインが有るのみで何か行く手を阻まれるような街道筋と思われたのである。 しかし実際は、普通に車の通行げ出来る道であり、なんのことはなくこの周辺には大きな部落が転座持しているのである。 やはりこうした地形の場所なのでソバ類の生産、販売が多く、人気の的となっているのである。

瑞牆山

今回も訪れてみると道はそれほど改良されてはいなかったが、予想道路ほとんど車の通行は見られず、まるで自分だけの道といった信州街道であった・・・この峠道を山梨県川に降りてゆくと少しつづら折りの道が続くが、この道が終わる頃急に視界がひらけて、待ちに待った瑞牆山が見えてくるのである。 その山の形、そして色合いは全く異なった色をしており、ほぼ全山木々が、育っていない岩山であることがよく分かる。 なにか、岩を積み上げてできたような山であり、ある場所は、まるで妙義山のように岩が点をいむいて直立しており、とても変わった山がこの場所から見ることが出来るのである・・・

 

この部落を今回は入ってみてみると(入るというより道がそのように改良されているようであるが・・・)、家々の間に岩が転がっておりその上に石仏などおいてあり、なかなか変わった風習のある場所であることがよく分かる。 とにかくそれらの岩が大きく驚かされる。 石があまり大きいので昔から移動できないのでそのままの形で生活が成り立っているのである・・・・そうしてまた道に戻ると街道筋に戻るのであるが、底まで行くと昔一度通過したことのある増富温泉絵の道が伸びており、昔通りの道が懐かしく感じられたのである。

 

それほど紅梅もきつくない道を走ると、だんだん道の右下に広い民家の集団が見えてくる・・・・増富温泉の手前には、みずがき湖と呼ばれる大きな湖水がある。 ここには、いろいろな販売品など紹介しているいわば道の駅が静かにぞんざいしているのである。 それにしてもこの建物は大きく、素晴らしく綺麗な作りでもある。 実際は、今回長野方面から入ったので裏から来たといえるのだが、この増富温泉には、山梨の甲府側から入るのが正しい入り方である。 高速道路の、甲府から北に行くと、先ず韮崎がある。 

 

韮崎は春特に美しい風景を紹介してくれる場所で桃の花が美しくしかも甲斐駒岳などの素晴らしい山々も望める境地でもある。 その次のインターが須玉ICである。 実は、ここから北にまっすぐ伸びた道があり、町中を通過すると後は、農道と山道で約40分程度で行ける山中にある増富ラジウム温泉が静かに佇んでいるのである。 当時と比べると最近旅館がひとつ営業をやめてしまったようであるが、その他のホテルは元気に開業している・・・・何しろ、この増富の風呂にはいると色々な曰くのある病気が消えるというから驚くのである。

 

増富温泉街

今回も、ホテルに泊まったが、ここで一緒になった方が話すには、埼玉の人で病院からがんの宣告を受けてもうダメかとおもいきや、甲府の方に信玄の隠し湯があるということで、それは何処かと聞いた所、この増富温泉を紹介されて来てみたら、一回の温泉休養(二泊3日)を取り、半月後同じ医師の診断を受けたら、前にあった腫瘍の陰が少し薄くなっていたというから驚く他はない! そのように、彼は力説するのである。 そして、この風呂の話に戻すと、温かい一般のお湯風呂(入る時と湯上り用)とラジウム分を含む風呂(これは冷鉱泉のように冷たい)を交互に入たり出たりして体に放射能を含ませるのだそうである。 勿論、私のように体の何も悪くなくとも一般の温泉のように楽しむことも可能なのである!

 

そして上に説明したようにこれだけかとおもいきや、実は、ここにはいがいにも、もっとラジウム含有量の強い岩風呂が用意されており、それに入りより一層強い放射能療法も可能となっているのである(ただし、ここは一日一回限りと制限されている)。 一般的には岩風呂と聞くと、そうか普通の洞窟の風呂だろうと想像できるが、ここは、ホテルからだんだんとあるって小さな山ではあるが登ってゆき、その山中に静かに眠る洞窟風呂があるのである。 勿論、この洞窟風呂から流れ出る温泉は、やや茶色をしているが、湧出される温度は低く、最初、ここに入るときには、体がかなり冷たく感ずる・・・しかしその効果を試すために皆入っているのである・・・・

増冨を流れる渓流

実は、先程も紹介したようにここの冷泉は、薄茶色をしておりこの洞窟風呂に入っている間、目の前の岩場の穴場からそとに冷泉が流れでて(排出)おり、一般に言われる「かけ流しの温泉」なのである・・・・とはいえ温泉とは、ここだけの話では言う訳にはいかないが、実は、この同じ場所の他の部屋にある温泉が温かい温泉で、温度も二種類あって先ほど冷やした体を、これのどちらかで体を温め直せば、部屋に就いてから体がぬくぬくと、まるでオンドルのある部屋にいるような感じになるから不思議である・・・・とにかく、この温泉の効果は抜群であり、風呂の入り方も独特である! 草津の温泉のように暑い温泉は、こkポでは見当たらず、ラジウムの含有量で体に浸透させるのと、風呂に入った時に呼吸した時に体にラジウムが混入するのだそうである・・・・これをラドン吸入というそうである・・

増富温泉

とにかく驚かされる風呂でありこうした大きなホテルが今は、三軒あって昔の面影を残しているのである・・・・ここは、最初紹介したように山が美しい場所であり、瑞牆山の登り口、そして金峰山の登り口としても利用されるのでシーズンには、何も体が悪い人ばかりでなく一般の登山好きの若者も止まるのである。 実際、安く止まるためには、他の山好きの方がた用のホテルもあってそちらが人気があるようだ!

また、もっと砕けて観光客用の温泉施設は、増富温泉としてこの地で作った温泉施設があるのでこれに入れば岩風呂はないにしてもほぼ同様のラジウム効果を得ることも出来るのである。 しかしこの温泉も入ると驚かされるのが幾段にもなっている湯船の上の周り廊下のような場所を温度の異なる温泉に徐々に浸り色々な湯船に渡り歩くような施設で、きっと最初の人はこれを見ると驚かされるに違いないのである・・・・私自身最初に訪れた時この増富温泉に入った時には、この場所だったので驚くばかりであったのである!

静かな温泉の佇まいを感ずる、増富温泉の夕暮れ・・・

この増富温泉は、国民保養温泉と呼ばれている。この国民保養温泉地というのは、意外と知られていないようだが、各権に数えるほどの数しか指定されておらず、しかもこの増富温泉は、指定地である。 この山梨県でもこの増富温泉と、下部温泉のみである。

 

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