宇津野洞窟 葛生

宇津野洞窟

 

★毎年夏休みが近くなるとこのうつの洞窟の人気が高まってきます。 なにせ、鍾乳洞を無料で試せる場所ですから多くの人が来るのは、当たり前なのかもしれません・・・結構奥が深く涼しいのでお年寄りなどの姿も見えます。 そして何よりもこの地殻に葛生の「化石館」があることです。 この化石館は、無料でやはり見ることができますが、れっきとした博物館であり、葛生の地域で発掘された動物の火星、ナンマン像などの化石もあります。 この化石館は、運がよいときは、昔からの標本などをいただけることがあります。 子どもたちはそれを削ったりして、学校に夏休みの宿題として提出することもできるでしょう・・・

宇津野洞窟とは、佐野市の葛生と言う場所にある古い洞窟、鍾乳洞です。 ちょっと知らない方もあるでしょうが、一般的に鍾乳洞というと有料ですが、ここだけは、いつでも無料で見ることができる素晴らしい場所です。 しかも周辺を見るための高台の見晴台までもあって、素晴らしい構成です。 なんといっても無料と言うことが最大のお勧めと言うことになるでしょう・・・近くの道路から、下の写真のような「宇津野洞窟の入り口表示」が、2箇所ほどあります・・・そのどちらからでも入れます・・・

 

道路から宇津野洞窟の入り口表示

県道脇の通りから入ると、古風な家並みが現れます・・・ぜんぜんムードが変わります・・・ちょっと対照的な、ムードのある鍾乳洞がある街の雰囲気が感じられます・・・売店などは、この周辺にはありませんから、県道側で買っておくとよいでしょう・・・トイレの用意は、宇津野洞窟駐車場にあります。 近くの地図は下に用意してありますからご覧ください・・・

通りから入ると、古風な家並みが現れます・・・

いまどき無料で見られる鍾乳洞、’そんな場所があるか’と驚く方々もあるでしょうが、本当に、無料で見られるのです・・・うそでないのです!そんな・・・と思う方はぜひこの場所を訪れてみてください・・・下に、この「宇津野洞窟のある場所の地図を紹介」してありますから参考にしてぜひこの夏休みにでも、出かけてみてください・・・・・・1cm伸びるのに約500年もの歳月を必要とする石筍。 今もなお、少しずつ鍾乳石や石筍は成長しており、不思議な世界を体験できます。 洞窟内の温度が一定に保たれているので、夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴です。 そういう点で、多くの子供らが、夏休みに訪れるようです・・・

 

宇津野洞窟の入り口の木製の扉

地元の紹介では、宇津野洞窟は、鍋山層上部石灰層に発達する節理や断層面に沿って形成された全長約100mの鍾乳洞です。 とあります。 これらは、栃木の鍋山地域が出流山地域にあるのでその同じ断層地帯で形成されていることのようです・・・しかし実際は、見る人にとって、個の鍋山は、一山西にあるので、この鍾乳洞地域からは、見ることはできないのです・・・実際入ってみると、こじんまりとした鍾乳洞なのですが、紹介では、全長約100mの鍾乳洞です・・・と書いてあります。 後から見ると、夢中で中を見るのでそれほど歩いた気は、ぜんぜんしないのが特徴でしょう・・・

宇津野洞窟平面図の看板より

最初、木製扉の入り口から入るのですが、これが独特の扉で、古風な感じであり、何かを、思い浮かべます!! 一人で入るには、少し勇気が必要でしょう・・・また夕暮れ時も、肝つぶしの感じになる人があるかもしれませんが、やや暗い場所は、実際は、電灯があって、明かりが差しているので、実際は心配ないのです・・・入り口から、すぐに左右に分かれますが、右に入ると広大な鍾乳洞の場所! そして左に入ると、ややこじんまりとした洞窟と分かれています。

 

ところで、色々調べてみると、この洞窟は、佐野坂東32番の札所でもある全長100mの洞窟。こうした歴史があるので、中には、護摩焚きの場所まで残っています・・・古代の紡鍾虫の化石フズリナや、如意輪観音に似た石灰石がある。 鍾乳洞の中は黄土色一色の乳石や石筍が伸びており見事だ」と紹介されており、…全長100mあり内部は黄土色一色の乳石や石筍が伸びて見事…東武佐野線葛生駅からタクシーで5分と書いてある。 検索エンジンOnMapより

この中には色々難しい化石の名称もありますが、これらを説くには、この近くの「葛生化石館」に行くと色々な標本があって良く分かります。 しかも、またまたこの化石館も無料で見ることができるのです! 無料と言うことで、たいしたことはないと思っている人もあると思うのですっが、そんなことはなく素晴らしい石の博物館であり、動物の標本もとても沢山展示しているのです。 多くの博物館にこの化石館から標本の貸し出しも実施しているのですから驚くばかりです・・・運のいいときには,標本の石をいただけるときもあります・・・これは、葛生で現在石灰を取っているのでそのときに出たものだそうです・・・ぜひとも訪ねてみてください・・・

但し、周辺は、石灰岩の産出地域ですから、いろいろな音がこだまします。 特にトラックの音は大きく聞こえますが・・・

 

交通の便として、大きく変わったことは、「宇津野洞窟は、葛生に有る。 このそばにある会沢トンネルも最近一方通行になったので安心してゆくことが出来る」と言うことです・・・★注釈: 会沢トンネルは、砂利トラが多く走っていましたが、最近トンネルが上り、くだりと二つできたので、非常に交通が楽になり、埃も少なくなりました・・・

 何処もそうですが、こう押した鍾乳洞の洞窟は、山間の静かな町中にあります。 ここは、そうした感じで行くのですが、ちょっと他と異なるのは、周辺が色々な工場が多いということです。 それは葛生が一大プラスター向上の中心地なので、セメントや消石灰など多くの石材関連の資源を有しているのでその採掘の場所なのです。 道が周辺は、そうしたことで白色になっている場所もあります。 石を積み出すダンプなどもこの場所を通行しています・・・いつだったか、九州で口蹄疫が流行ったり、鳥インフルエンザなど発症した時、石灰をまいて道の消毒をやったことがありますが、あれは皆ここから送った石灰です。 それほど有名な石灰類の産出場所なのです!

こうした場所故に、色々な石関連の工場とともに石の博物館などもあってそういう場所に興味がある方々には、本当に楽しい場所といえるのです。

 

 

 宇津野洞窟は、結構なが全国に轟いているようで、ここの洞窟、鍾乳洞を見学に来る人が多いようです。 なんといっても無料で見ることが出来るのが最高でしょう・・・普通はといいうと鍾乳洞は、有料で入るときに料金を払いますが、ここでは、そうした必要はなく自由に出入りができます。 せっかくですからよく事前の勉強などをシてから出かけると良いでしょう・・・

また、この道をよく見ると、石の博物館などといった案内があります・・・・しかしこれは単なる石の博物館でなく、れっきとした素晴らしい古代からの生物の遺跡などが標本として展示されています。

 

 

 かなりの種類の骨がこの周辺から石灰を産出している時に発見っされたので、それらがこの場所の財産となっておりそれを展示しているのです。 そして驚くのは、この博物館に有る遺跡は、有名な他の博物館に貸し出しているほど有名なのです・・・したがって、若しこの洞窟を見に来た場合には、私からの勧めですが、絶対にこの石の博物館を見てください。 これもまた無料で見ることが出来るのです・・・おどろくほど素晴らしい物が、ひょ言う本塁もありますが展示されているのです・・・・

では、生き方ですが、葛生の街から北の方向へ向かいます・・・最初に紹介したトンネルが有り、それが今では一方通行になっているわけです。 その丁度手前に左側に宇津野洞窟という案内標識があります。 ここではこうした標識が2-3箇所あるので左側を見ていれば見落とすことはないでしょう・・・そしたら、そこから曲がって行きましょう・・・ただこのうつの洞窟にはりる時には、砂利トラが走っていますから、よく注意して曲がってください。 曲がるとすぐに静かな民家のなる道に出ます。

 

 

 そして直ぐ左の山の方に誘われるでしょう・・・ちょっとこのへんから見たのでは、わからないのですが、何か山のような場所で木々が茂っているので見分けができないかもしれませんが、その道を案内道理進めば、ほんの5分程度で少し高いお場所の駐車場に到着します・・・・後は案内看板があるのでそれに従って研究、探索してみてください。 思ったより大きな洞窟で、電気が点灯しており、あまりくらい時間には入場が制限されています。 あくまでも明るい時間帯が、見るための時間となります。

結構広いとはいえ洞窟(鍾乳洞)ですから、頭などぶつけて怪我などシないように気をつけてゆきましょう・・・なかなか楽しい場所です! 時間は、それほど奥が深いわけではないので余りかかりませんが、この道の研究をやっている人たちには、結構勉強の資料になるようです・・・看板があって案内の言葉が書いてありますが、なかなか特殊な言葉があるのでちょっとわからないようなところもありますが、一般に人たちには、これが鍾乳洞だよというい事がわかればよいのでしょう・・・・とても興味深い場所です・・・

それから、鍾乳洞を見たら少し戻って交差点をまっすぐ雪、左側に石の博物館が、約10分程度で行けるでしょう・・・そこは、丁度役所があってその裏になっています。車も置けるようになっているのでそこにおいて、その石の博物館を見てみると良いでしょう・・・最初から驚くような展示物があってヘエーー!こんな素晴らしいところがあったのかと驚かされます。 時期によっては、収集した石の一部をいただける時期もあります・・・結構大事にして楽しんでいますが、そうしたチャンスが有るかどうかは、皆様の運ということになるでしょう・・・今までに見たこともないような石とか、標本、動物の骨類がおどろくほどリアルに並んでいるのが印象的でした・・・

宇津野洞窟地図:

宇津野洞窟周辺の地図

以上、佐野市の葛生町に有る宇津野洞窟の紹介でした・・・

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