山梨市 三富村

桃の花 三富村

    最新情報: 

★20160413:「甲府桃の花が満開になりました! 一宮の美しい桃の花をご覧ください・・

2012韮崎新府の桃の花開花 山梨の春は、遅い! その春は全体がピンク色で始まるのでである。とにかく一斉に春がきたという感じが強く感じられるのがこの地の特徴であろう・・・・何時だったろうか、山梨県へと車で中央高速は使用せずに秩父から雁坂(かりさか)トンネルができて直ぐに訪れたことがある。いつトンネルが抜けるのかと気をもんだが、春の桃のシーズンに間に合ったのである。 秩父は、数回訪れていたので道に迷うことはない・・・・然しその先はどのようになっているのだろうかと最初の道というものは疑心暗鬼の感じがないではないのである・・・・・秩父路を走ると、長瀞近辺では、もう桜の花が満開を終わる頃であり、さすがにこちらの桜の花は、咲くのが遅いと感じられる! そして、この雁坂トンネルを超えるには、手前の秩父の王滝村のトンネルの完成もだいぶ待ちわびていたのである。 「秩父芝桜」 「秩父の春」 「奥秩父」 「紫原温泉周辺」 「秩父小鹿野両神村周辺」★参考:「桃の花情報一覧集・・カテゴリー」 「桃の花・一覧

八ヶ岳旅紹介」 「八ヶ岳旅紹介2」 「八ヶ岳旅紹介3

 

     グルグルと回りながら登る独特のトンネルへの道のりは、一度通過すると忘れることはできないのである。 そしてこの雁坂トンネルを通過すると難なく西沢渓谷の登り口に到着するのである。もちろんこの時期の早春では、とても西沢渓谷の旅とは言えない・・・・まだまだ山はむらさ黄色に輝き新芽の青い母でない時期なのである!そして暫く降りてゆくとだんだんと農村地帯に入りそこから見え隠れするのがこの地の桃の花なのである。 一宮などと比べるとここ山梨県の入口の渓谷は、だいぶ奥まった場所であり、約一週間から10日の花の咲く時期のズレが発生している。 それほどこちらの山中側は気候的に険しいのである。 然し道が良くできているのでこの高さがわからないままに下界へと降りてゆくことになる・・・。では、どの道中の花の様子を紹介してみよう・・・・これは、きっと雁坂峠で甲府を訪れるときに大変参考になるからである・・・・花が美しい「三富村の風景」を堪能して欲しいのである!山梨の平地のぶどう、桃の生産地とは異なり急峻な場所にももいろに咲く桃の花の姿は、ちょっと平地では見ることのできない素晴らしい情景だからである・・・☆☆☆ 「山梨市周辺パンフレットをゲットしよう!

 

三富村早春

     この場所は、私の偶然出会った小さな村の公園であり、牧丘の外れにある場所なのだ・・・・ここの周辺は、桃の花、レンギョウなしの花、ハハコグサ等々総てが一斉に咲き出して美しい様相をしているベスト地域である。 では、ここで地形的に見てみよう・・・・この三富地域の概要図をここで紹介してみたい・・・・

 

 

三富村地図

     上から見てみよう・・・右上が雁坂トンネルでありその先が濃く秩父である。今ではこのように簡単にこの地に来るまで入ることができるようになっている。 そして、秩父のヵさとり山の少し奥をこのトンネルは通過しているのである。 トンネルを出ると、そこは西沢渓谷であり、大きく迂回して道のえきみとみのわきに出る。 するとすぐに眼下に広瀬湖が見えてくる。ここは、比較的カーブの少ない道であり、非常に眼下の部落が下に見えるのが分かる。と言うことは高度が高い証拠なのである。 そしてこのダムから流れ出ているのが笛吹川である。 そして、天科温泉、一之釜、川浦温泉と連なる。 思ったよりも温泉が多いのは驚かされる! 昔から有名な歴史的温泉宿が結構目に付く! 見な震源との関連が揶揄されているようである。そして、三富温泉となり山梨市役所美富庁舎に出るのである。 今日ここで紹介しているのは、この途中の左側の美しい農村風景のある場所であり、ちょっと道路を走っているだけでは、こうした美しい風景は、見ることはできないのである。

 

 この三富村周辺に来るには、秩父路の、かの有名な栃本部落を通過する必要があった・・・・と言うのもほんの数十年前は、トンネルが出来たとはいえ、この部落を経由してから、この地に来たのである。そして、この三峯山の周辺を通過しなくても、今はループ状のトンネルを通って、山梨県へ入れるようになったのである。 この栃本部落の見た目の美しさは、格別であるが、どうして、ここで暮らす人には、かなりの労力が加わり、負担となり、この様な傾斜地を避けて若者は、皆、都会へと出て行ってしまったのである。 それは、ここに関所があったことからも、うかがい知ることが出来るのである。 このような静かな村の桃の畑は、やや日本の原風景が見て取れるような気がひて仕方ないのであっるが・・・・

 

三富村早春

     ここでは三富村のほんとうの美しさを紹介してみたいのである。 ちょっと山梨といっても桃の花だけでなく自然の美しさ、そして生活の美しさがにじみ出ている場所といえるのである。 特にこの時期の美しさは格別であろう・・・・丁度葉の芽が出てきたり花目が咲き出したりと、萌黄の時でもある。

 

      この場所を、秩父側と、比べると三富村は、それ程生活には、厳しさが感じられない・・・・やはり、これは地形的なところから来ており、この山塊が覆っており、温暖な土地形勢から来ている風情なのであろう。 細いクネクネとした道もいたるところ舗装は行われており、小型トラックが入れるうようになっているところは、一宮周辺と同じである。然し直ぐ側に山が迫っているところは山梨県の中央部とはかなり異なっている!

 

三富村早春

     この三富村をだんだんと下ってくると牧丘に出るがそのトンネルの手前辺りまでが最もこうした美しい風景の残る場所なのである。 少し話が外れるが、最近TVでこの周辺の足袋が紹介されることが多い・・・・やはりなんといっても雁坂トンネル(かりさか)を過ぎて直ぐの西沢渓谷の旅である。 この西沢渓谷には、案内人のガイドがいるので利用できる!ここに紹介されている早春の頃は未だ西沢渓谷は、樹の葉が全くなく紫色に輝き人は殆どいない!  広瀬ダムが見える頃には、道の駅みとみが現れる。 ここでやっとトンネルの道から開放された気分になることができる。 実は、この下に下界に見える村に降りられる道がある・・・・これを下りてゆくと笛吹川沿いの部落の感じが手に取るように分かる。 素晴らしい鄙びたむらがある。 土壁、白い壁の蔵、古来から見る桜の木、道よりも下にある民家、などなど情緒満点のコースが広がっている! 

こういう場所でありながら、村の一角に駐車場があってそこから歩きながらこの村の風景を楽しむことができるようになっていた・・・・とても興味深いことである。 再び道路に出ると、川浦温泉 山県館、そして少し下がると白龍閣などが道の脇にある。 ここは渓流が多いので民宿も多い! 笛吹の湯も名所である・・・この道を下るのは簡単である。 ほとんど曲が少ない街道で交差点も少ない。ただ街の中だけは左右に曲がる必要があるが分かりやすい道のりである。途中から塩山方面へも行くことができるが山梨市の方へゆくのが正規な道のりであろうであろう・・・・まっすぐ下り右に折れると甲府の湯村温泉地域に誘われる比較的分かりやすい道であることだ! この湯村温泉は、まちなかにある温泉で本当に湯が出るのかと驚かされるような温泉地である! 興味深い温泉であり、この周辺から西側を仰ぎ見れば、美しい南アルプスの姿が大きく雪を被り見ることができる。 最もここから南に降りればもうそこは、桃の花の咲く名所、一宮周辺でありインターもある別天地である。

 

三富村早春

     手前は母子草であろうか・・・・こんなに背が伸びているが桃の花はまだ完全な満開には至っていない・・・・本当に咲き出しの状態であり、これからの受粉の作業が大変なのであろう・・・・・

やはり山がちの村である故道は険しい場所がある。静かに探索していると、桃の手入れでおじさんがこんにちわと言いながら桃の畑の方に小急ぎで入っていった・・・・・やや黄色味を帯びた木々は、やや大きいが白い花をつけるすももの木々であろう・・・・

三富村早春

     このへんは、農家でも葉酸をやっていた家があちこちに見られる。大きな屋根裏が残っていてと往時の面影が色濃く今でも見ることができる。 白い花は、緑に押しかかっているほどすごい勢いで咲き誇っており、きっと猫柳なのであろうが、その生育の良さはここで初めて見たのである・・・・民家の屋根は独特の銀色に輝き夏の暑さを飛ばすのであろう・・・・

ここは、土森下土手も一般的な石でなくコンクリで行われている・・・・・比較的こういう工事は新しく行われたような気がする! 

三富村早春夕景

     ここは、西沢渓谷への道であり、かなりの勾配で登ってゆきそして雁坂トンネルに至るわけである。然しこちらの三富村から見るとそれほど千尋の谷的は見えないまでもch自治振側から見るといかにここの山に良くも登ってきたという感覚がするから不思議である・・・・ここでも民家の裏はこれほどまでも眺めがよく広大な盆地が展開していることが分かる。 残念なのは、この時は日が暮れ始めており、しかもい天候は悪い方に向かっていたのである。

さて、この三富村、山梨周辺でなんといっても素晴らしい展望がエられるのは、フルーツ公園でしょう・・・・ここから見下ろす俯瞰風景は、ちょっと他では見られない風景となります。 他、一之釜万力公園・万葉の森 その他意外と温泉が多いことです! 山側から下ってくるrと、温泉集落が大きいわけではないのですが、ポツンポツンと見受けられます。 「天科温泉」 「川浦温泉の山県館」 「三富温泉・白龍閣」 あと、民宿のある一の橋温泉周辺 そこから少し下るとまきおか地域に出る。 もうここからは町の形態で田園風景はなくなってしますのである。 そして、はやぶさ温泉 と続く。 ここから道を左に切ると塩山温泉郷。そして右に向かうと、笛吹川温泉、春日居温泉、石和温泉へと連なっていることが分かる。