同慶寺

同慶寺 梅の花 2012

     同慶寺は、栃木県内でも有名な梅の寺である。鬼怒川の清流の流れるそばの林の中に静かに佇む大きな寺であり、またその埋めの数も底知れないほどである。下の県道筋から見るときちょっとこの寺の全貌は見ることができない・・・・然しやや高台にあるこの寺は、鐘楼の素晴らしさと梅の花の美しさが同居しているといえよう! 丁度2年前の震災前にこの場所を訪れてみた梅の花・・・・昨年は、丁度梅が咲く頃に大震災が来てしまい、訪れるようなムードにはならなかったのである。 今年はやっと落ち着いたのでその美しい梅の花を寺のお詣り方々訪ねてみた。 ここは、先程も述べたが鬼怒川の流れがあるせいだろうか、やや寒いのかもしれない・・・風が強いのである・・・しかし川側には防風林が用意されていて川の方角は見ることができなくなっているのである! ということは、この寺自体が、下の路からは見ることが出来ないということなのである! この時には、思ったよりも花数が少ないのである。 いや、よく説明しよう・・・・まだ3分程度しか咲いていないということなのだ。 例年ならばもう満開迎えており、ちらほろ花びらが散る時期なのに、今年は、そうは行かない・・・・「2年前の同慶寺の梅の花はこちらから!」  「近くの飛山城址公園はこちらから」  「バラの花咲く公園一覧集 最新版

 

 

     そして紅梅もまだ美しく咲いておりやはり今年の寒さは、例外だったのだと思わせるのである。 同慶寺は、梅の名寺と栃木県内では紹介され鬼怒川の一本東側の路の場所にあると紹介されてはいるが、実際私も2度ほど訪れたが、(この寺を発見することは出来なかったのである)道がわからずそのまま帰ったことを思い出すのである・・・・分かりにくい場所というか、道から見えないせいであろうか・・・・今日は、この同慶寺の梅の紹介とともにその場所もよく紹介しておきたいと思う。 では、その同慶寺の梅の花を鑑賞してみよう・・・・

同慶寺の梅の花2012

    同慶寺は、昔風に言うと鬼怒川の東側の街道筋にありその裏の高台が板戸と呼ばれた地域である。 ここは、高台であり、清原飛行場があった場所で見晴らしは良い所で、「飛山城址公園」がこの寺の直ぐ近くにある。 もし余裕があれば、その城址公園も見てくると良いだろう・・・静かな環境の周辺は、鳥の鳴き声も高らかに聞こえる場所であるが、この寺の奥の梅林の杉の木の間から鬼怒の流れが少しだけではあるが見ることができる・・・鐘楼は、しっかりとしたもので風格があり、この同慶寺には沢山の文化財が残されている。 由緒ある寺だとすぐに分かる・・・・やはり古刹である!

 

同慶寺鐘楼同慶寺の梅の花2012

   鐘楼から手入れされている梅の木を見ることができるが、この寺の構成は、既にわら屋根などの痕跡はなく近代的に建立されている。 この寺の境内に入ると左側に大きな駐車場がありそこに車を静かに止めて右側に進むと立派な本堂がある。 ここで手をあわせてお参りしてから後ろを向くと綺麗な梅の木々が重なりあって枯木が並んでいる。 それらが全部咲いていると興奮するのであるが、未だそのような状態ではない・・・・今年は、やはり咲くのがかなり遅れているのである・・・・梅の蕾がかなり大きくなっているので、多分推察ではあるが、もうすぐ咲くと予想されるが、明日の雨から来週にかけてまた寒くなるという予報が出ているのである・・・・本当にいつ満開になるのかは、予想がつかないのである・・・・

 

飛山城址公園入口で見る紅梅の美しい花々

     飛山城址に入る場所に綺麗な春のピンク色の梅の木がたくさんあったのでちょっと寄り道をしてきた・・・・とても綺麗な花がたくさん咲いており楽しくなる・・・・

同慶寺にて

    梅の木々が、場所によって咲き誇っている。 これらは陽光の当たる場所と言うよりも梅の品種に寄って早く咲き誇っているものが咲いているように思われる・・・・もうすぐ、今年は桜の開花が迫っているので東北の春を思わせるように梅の木と桜の共演が楽しめるのかもしれないのである・・・・

同慶寺にて 地蔵尊

    この同慶寺で、入口では、御地蔵尊が迎えをしてくれる・・・・・この地蔵尊の向いている目の方位が、鐘楼と梅の木々が咲いている場所であり、また、この先にも大きな梅の畑があって沢山の梅の木を鑑賞できるが、そちらは、今回は花がまだ咲いていなかった・・・・・ここは、多分梅を栽培しているんのであろう・・・

同慶寺にて同慶寺にて

     同慶寺の参道から梅の林を見るとこうした多くの枯木が見えてくる。 本堂をバックにして、とても良く木々の手入れがされているので驚くばかりである・・・・本当に美しい名所である! 

同慶寺の梅の花2012

    今年は、一番で筑波の梅の花を見てきたので目がその美しさで残っている。 やっと栃木県近郊でも花が咲き出したので春は日一日と近づいていることは否めない事実であろう・・・・今頃、筑波の梅林公園では白梅が満開を迎えていることであろう・・・・とにかく、筑波びうめは開花が早いが、栃木県内の梅の花の開花は遅いのである・・・

同慶寺にて同慶寺にて

     いろいろに曲がりくねった梅の木々の枝が多いのでかなり探索に時間をかけて鑑賞していられると思う・・・・この時も小型バスが入ってきて何処かのデーサービスの方々が、車から降りて裏の梅林で自然の楽しみを味わっていた・・・・・ちょっとやや梅見物には、早いのではあるが・・・・

同慶寺の梅の花2012

    誠に背景がピンク色に染まると素晴らしい梅の共演が、感じられる。 誠に豪華絢爛な感じがするからである・・・・

同慶寺にて同慶寺にて

    紅梅をバックにして白い梅の花が咲き始めていた・・・・2年前には2月の初旬に満開を迎えていたが、その時には、雪が残っていたのを思い出す・・・・季節の変動は、かなり年毎にあるということである・・・

同慶寺の梅の花2012

    紅梅ももう終わりかと思ったらまだまだ遅咲きの紅梅が控えていた・・・・まだ梅一輪一輪ほどのなんとやら・・・ということで来週あたりから見頃に入るものと思われる・・・・最も「俺は、梅の花の咲き出しが好きだ!」という方々には、もうその時期に入っているのかもしれない・・・・

同慶寺にて同慶寺にて 境内

同慶寺は、境内と共に周辺の梅の木の植えられている場所がかなり広いのが特徴である。 また孟宗竹の竹やぶなどもあるので、写真を撮る人には、色々組み合わせた構図が楽しみなのだろう・・・。 まだ椿も咲いているので、これらの鑑賞も忘れないでほしい・・・・