福島 吾妻

吾妻連峰・残雪

 

福島早春

 2006年03月23、24日と、2日間にわたり、福島県を訪れた。  目的は、福島市内から眺望できる山々の、雪のある姿が見たかったためだ。 今年は、冬が寒く,例年のように旅行が、できなかったが、ここへきて急に暖かくなり,急速に、雪が溶けている様子だ! 有名な花に山は、4月になれば、花が咲く! しかし、そのころは山残雪が、溶けてしまい、迫力ある山は、いることが出来ないのである。 また、花見山周辺に限定すると、そこから見える吾妻連峰は、ほんの一部に過ぎないのだ・・・・・山を見るには花見山のやや北側に(別の丘)に登り、そこから見る必要があるのだ・・・・しかし現在はその知恵の車乗り入れは、禁止になってしまったのだ。 往時は、花見山がそれ程混雑しておらず何処へ、車で行ってもゆったりと花見山が見学できたのだが、本当に観光ブームとは変動が大きいものと、自ら、過去を忍ぶのである。 「五色沼をスライドショウで見る」 「いいたび日本・・日光紅葉

 

では、本論に戻る事にしよう・・・今日は、天気予報で'晴れる'ということなので、早速の旅となったのである。 高速道路に入り、北の空を望むと、予想したよりも綺麗な澄んだ青空が見られた。しかし、よく見ると遠方には、薄雲も多いのだ、心配だ!と、思いながらも、何とかいつも通過する、’福島西インター’に到着、そして、その時点で周辺を見て見ると、待望の山々が予想よりも、良く見えたので安堵したのだった。(大きな写真での紹介は、下記の案内から、見ることが出来ます)

春の花見山の旅はこちらから         残雪の吾妻連峰とフルーツ街道周辺

福島柳津温泉の旅はこちらから     早春の花見山から見る吾妻連峰と残雪の山々

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 ここから、花見山 は、目と鼻の先だ! ご承知のように、昔は花のシーズン中でも、誰でも難なく、車で行けたところだった。 しかし、今は違う。 シーズンともなれば、バス、その他の車と群衆で、いっぱいになってしまうからだ。

 そうは言え、今のところはシーズン前なので、閑散としており、その心配はないのだ。というのも未だ、あの有名な花には、未だ早いからだ。 木々の新芽は、早、赤褐色に色付き、早春春を思わせる・・・カメラマンは、すでに沢山来ている様子だ!!。 それにしても、ここは、花を見る頃になると、決まって雲が多くなり霞が多く、この東連山を見るのは、本当に難しいのである。 あの、美しい山を背景にした花見山の写真は、本当に撮るのが、難しく、相当粘っていないと撮れないのである。

 上の写真をよく見てみよう・・・と言うのも、花見山を見に来ている人たちは、現在では、交通規制があり、今の私のいる納楚部落地域には、入ることが出来ないのである・・・・ と言うことは、この写真で見る手前の山が邪魔をしてしまい、花見山からは残念ながらこのような美しい吾妻連邦は、見ることが出来ないのである。 まあ、両方見えなくても、花を観賞に北のだからいいだろう、と言うことで皆、花を見て帰るのである。 とは言へ、このように、天気晴朗で山が見えることも、また少ないのが残念である。

 

 本当に、以前から、何回も通っていながら、なかなか雲で覆われていて、山が見えることは、少ないものだったのだ! 今日は全く違う! 普段は、行けない民家の方へも、時間的余裕があったので、行ってみることにしたが、結果として素晴らしい山と残雪が美しく展望出来るるところは多いようだ。 今回の花見山からの眺望で、吾妻山の雪の量は多いほうだった。

 そうこうしている間に、隣に写真が好きな人がわざわざ来て、あれやこれやと講釈をしてくれた人がいた。大分、あちらこちらを歩っている人のようだった。 というより現地の人なのだろう・・・・ その人の話では、この地もいいが、霊山(りょうざん)は、とてもいいから、もし、行っていなかったら、一度行ってはどうかということであった!! むろん私には、初めて知る場所であった。地図で確かめると、知らない人は、多分霊山(れいざん)と、読むことだろう。 私が思うには、この山は関東で言えば、妙義山のような岩山であり、そこからの展望はもちろんであるが、紅葉時は岩と、木の葉が、色づいて美しい対比が楽しめると言うことである。

 この日の天候が良かったので、次の日まで、福島滞在とした。

 この日の午後になって、未だ日が高いので、このままでは時間的に、もったいないので、以前から行きたかった、安達太良山の見えるところへ、向かうことにしたのだった。 

 

 写真などで見ると二本松あたりからの山の容貌が美しいのでそちらの方へ向かうことにした。 国道沿いの道を使用したのでさすが道路(4号線)は混んでいて、トラックなども多い。 そうこうしているうちに、安達太良山が、見えてきた。 雪をふんだんにかぶり、これも午後の光とはいえ美しく輝いていた。  これが待ちに待った、’春の安達太良山’だ! 高速道路のパーキングから見る安達太良山は、普通の展望であるが、こちらからの眺めは、更に良いことが、分かったのだった。 美しい山だ! 感激する。 こうしてみると、やはり安達太良山は、二本松周辺から見るのが一番と言えよう!!

 

 

 

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