古峯神社

古峯神社と大芦川

有名な古峯神社は、鹿沼市から西北に向かってゆくのが常道である。 

 

鹿沼を抜けるまで結構曲がるので昔は難しい道であったが、今は、最後の抜ける岩沼近辺で右折さえすれば、後は間違いなくこの古峯神社に到達する。 古峯神社は、超有名なので都内からも講を作ってこの神社にきて宿泊してお参りして帰るといった巡礼風のこともできるのでとても人気のある神社である。 とにかく、その古さは格別で未だ屋根の作りが、藁屋根というか、古めかしさを売りにしている神社である。 そして興味深いことはこの神社が、古峰と呼ばれているが、周辺地域がハイクで有名な古峰ヶ原に近いことから古峰ヶ原神社とも呼ばれているのである! ハイカーにとってこの古峰ヶ原神社は、崇拝の元となっている神社そのものなのである。 

古峯神社の登り口

古峯神社の御祭神はというと、日本武尊(やまとたけるのみこと)と紹介されており、由緒はというと「 今を去る1300余年の昔、御祭神の御威徳をしたって古峰ヶ原の浄地にはるばる都から神霊を招来、お祀り申し上げたと伝えられてえいるようです。 場所:栃木県鹿沼市草久3027 TEL 0289-74-2111 古峯神社」と紹介されている古い神社なのである。

 

歴史的な天狗の面が屋根にある神社周辺の紅葉は素晴らしい

初めて訪れたのは相当古いことになるが、神社の構成がちょっと変わっているので何処からお参りして良いのかわからなかった! 荘厳な御影石の鳥居を入るとすぐ階段があってそこを登りつめると参拝伝がある・・・・しかし興味深いことは、この参拝場所からは、拝殿に入れないのである。 他の人の行動を見ると、ここで拝むというより少し右に進んだ場所に一般の神社社務所のような入口があってそこに靴などを入れてからいよいよ拝殿に入るといった形を取るのである。 いわゆる神社の外からお参りするのでなく拝殿の中に入り左に行くと本当の拝殿と、色々なお参りを頼むことが出来る事務所があるのである。

 

神社内にある社務所 神社内に入らないとわからない!

そこで、時間を区切って何回かの神主によるお参りがされるのでその時に合わせて拝殿に入るといったお参りの仕方が、ここでは取られているのである。 では、咲きほど紹介した入り口から右に行ったらどうなるのだろうか・・・・実はたくさんの部屋があってそこに自由に入れ茶など振る舞えるようになっているのである。 そしてその咲きには、百帖敷の部屋いくつかあって驚かされるが、それよりも驚くのが、この中に沢山の天狗の面があることである! これほどの歴史的な神社で天狗の面がこれほど献上されているところはきっとないと思われる! しかもその古い天狗から、漆で仕上げられた天狗の人の5倍もあるような天狗面が或る部屋に飾られており、そこで天狗の面と対面しながら、これまたお参りするといった歴史的な対面が可能なのである。

有名な天狗の面

また、驚くことは、ここの神社は、古峯神社と呼ばれる歴史的な神社・・・・ということは、この周辺では、あまり昼などの販売が周辺では、余り見つからないということになる! そういう点でもこの人寿兄は、社務所で願い出るとおどろくほどおいしい食事を食することが出来るのである・・・ただ気をつけていただきたいことは、あまりにも美味しい酒も出るのでドライバーの方々には、そういう点でご注意願いたいということなのである!

お昼に振舞われる素晴らしい食事

よくこの神社を訪れるとこの食事時、多くの客が来る・・・30人とか60人とか集まって食事をしている。 これらはバスでこの神社にきている観光客、そして講を作ってきている人の集団なのである。 こういう人たちがこの神社を大事に育んで歴史的な古峯神社が出来ているのだと考えさせられる、本当の歴史的な神社なのである!

神社の外ではここだけお守りなどの販売が行われている・・・神社前から見る紅葉の風景

それと、後から紹介するが、この神社の西側には、大きな公園があって古峯園と呼ばれ冬を除いて素晴らしい花の神社として参拝されてもいるのである! 春はあやめ、紫陽花、など一般的な花々であるが、秋にはちょっと町の人達ではミられない紅葉の情景が、見られるから驚きなのである・・・・比較的遅い紅葉であり、ここの紅葉が終わるとだいたいその年の紅葉は県内でも終わりを告げるといった年間の繰り返しなのである。

古峯園の秋の紅葉・・・・

最もこの古峰神社の近辺には、大芦川と呼ばれる有名な渓流があってここで釣りをするだけでなく周辺の木々が色づく頃の紅葉のメッカとして皆から愛され親しまれているのである。