小太郎ヶ淵 塩原

小太郎ヶ淵 紅葉

塩原温泉ももうすぐ秋! 秋ともなるとやはり温泉が恋しくなってくる・・・塩原温泉には、素晴らしい湯がたくさんあってそのどれも入ろうなどということは考え得ないほうが良い・・・・

そうした塩原温泉の街から少し外れた場所に小太郎ヶ淵と言われる紅葉の名所が有る。 静かな場所であり、紅葉が素晴らしく、ちょっと知らない方々が多い名所なのです。 今日はそうした場所を紹介してみましょう・・・

いつだったか、TVでこの小太郎ヶ淵が紹介されました・・・旅の番組ということでこの小太郎ヶ淵に行くわけですが、塩原にもだいぶ古臭い感じの名所があるものだと思うほど山奥の感じが出ていました。しかし実際は塩原の町中から来るまで15分程度で行ける場所なので決して山奥なんていう感じは、毛頭ないのです。

 

周辺の温泉に浸かりながら他の場所に旅をするといった感じでこの小太郎を訪れてみてはいかがでしょうか・・・

 

塩原温泉にインターから入り、千本松牧場を過ぎてしばらく走ります。 道は段々渓谷沿いの道なりますが、最初の大網温泉を過ぎ、福渡温泉を過ぎた辺りから大きな交差点で丁字路が現れます。その丁字路を左に曲がりましょう。もうそうすると、後はしばらく道は登りになりますが端が現れてその場所にやや変則的な従事リが現れます。現在ではこの道が改良されておりだれでも簡単に左折できるようになっています。 ここは左側に温泉病院があって温泉療養をしている大きな病院が立っている先の十字路ということができます。

 

   そこを左折してしばらく静かな山道をゆくと今度は右に曲がる蛇行道に入ります。 ここの道を若し曲がらずに直線でゆくと昔から有名な潮の湯の方にゆくのですが、今は古典的な旅館が2件だけ営業そしている地域に入ります。最もここの道は行き止まりなので、温泉の目的がない方々は、ここで右のジグザグ道に進みましょう・・・ちょっとした看板が現れて事蝋が原はこちらと表示があるのでそこを右に入り少し進むとまた下りますが、ここを下るともうそこは右側江が小太郎ヶ淵となっています。 

 

   静寂な中に滝の音が聞こえてきて夏ならば本当に涼しいのですが、秋はこの場所は、余り風が来ないところなので紅葉も塩原温泉の最後の紅葉時期まで待たなければならないのです。 一般的には、塩原の温泉の紅葉は11月3日ですからその頃になってようやく紅葉の始まりといった感じになるのがこのd周辺の紅葉狩りの時期と思えばよいでしょう・・・

   また、ここの場所は、 道が狭いのですが、トラックの工事をやった場所なので乗用車ならば安心して通過することができ、この道を真っ直ぐ進むと、矢板に出ることが出来るのです。かなり山深い道ですが、昔は塩原の道が混みあった時にはその迂回路として知られておりこれで矢板まで降りてゆくといったよう所為の道なのです。 また、この道の中間点でも奥塩原の方に行く迂回路があってそこを右折すると塩原の奥の方により近道でゆくことも出来るようになっています。

 

   若し山道に興味が有る方はそれを利用して山岳の旅をやっても良いのかもしれません・・・

   何れにしても小太郎ヶ淵は、伝説的にも有名な地であり、個々にある一軒の茶屋、団子屋はいあまも観光の時期には開業されているので少し古風な歴史を感じさせてくれる絶好のポイントpと言わなければならないでしょう・・・

    ちなみに小太郎ヶ淵の伝説をここに紹介しておきましょう・・・「 それは、ある時、家来たちは、若君小太郎をそそのかして、紅葉狩りをこの地で行い、家老の暗殺を謀たが、計画が事前にもれてしまい逆に攻められ、矢傷を負った小太郎は、この淵に身を投げて果てた、といわれる伝説が今でも残っているのである。そして、今なお、小太郎の墓は、門前町のあの牡丹の花で有名な妙雲寺にあるといわれている。」そしてこの妙雲寺は、塩原温泉の大きな足湯施設の真ん前に有る古来からの古刹なのです。春にはボタン寺として有名になり、多くの人が訪れるのです!