栃木 大谷石

大谷石の町 大谷

    宇都宮市の西に多気不動尊があり、園山の名称も同じく多気山です。 その手前に大谷があって昔から石切り場が多くあり、住民の生活も全てこの大谷石に関連しているのです。 最近では、この大谷石が建築材としてまた見直されていますが、それにもまして有名な場所が大谷石切り場の大きな洞くつでしょう・・・この中を探検するコースがあったり、この中に誰でも入り見て楽しめる大谷資料館、などいろいろとそろっています。 また、ちょっと変わった利用方法では、米をこの洞窟内で保存しておいたり、お酒を保存してよい味にしたりとその利用方法はた多繁にわたっているのです。 

 


その他の関連情報

  1. フェスタ イン 大谷」ヶ、始まり9/5-6日と行われている。 会場には足元などを照らす照明器具石明かりやフェスタ会場で大谷石の細工体験をする子どもたちが多く体験している・・・ 石の里•宇都宮市の大谷とその周辺地域を外にPRするイベント 大谷景観公園 と呼ばれる平和観音のある広場で行われている・・・
  2. ★参考情報:車両での地下坑内への入坑を再開いたします。  2014年11月より車椅子、高齢者、身体障がい者及び脚力に自信がないというお客様のご要望にお応えする取組といたしまして、マイカー(バス)での地下坑内への乗り入れを再開することになりました。  お車での入坑をご希望の場合は、事前予約制となりますので、お電話で入坑希望日と到着予定時刻をお知らせください。お申込み電話番号は、028-652-1232です。FAXでの申込みは受付けておりません。  なお、当分の間は、お車での入坑を安全確保のため平日のみの取り扱いとさせていただきます。土曜・日曜・祭日及び年末年始・GW・お盆などの混雑する期間は、受付できませんのであらかじめご了承ください。  見学には、入場料金の他に、お車1台につき500円、バス1台につき1000円の料金を頂戴いたしますが、多くのお客様からの是非とも巨大地下空間を見学したいというご要望を賜り再開させていただくことになりました。  なお、車椅子や階段の昇り降りが困難な場合は、見学可能な範囲が限定されますので、あらかじめご了承ください。  さらに、当館職員の説明を併せてご希望の場合は、別途500円のガイド料金を頂戴いたします。  また、公共交通機関等でご来館のお客様にもご見学していただけるように、当館所有車での入抗も可能といたしますが、別途車両代1000円を頂戴いたします。  いずれの場合も事前予約制ですが、ご希望の日時にお応えできない場合には、ご日程の調整・変更などのお願いすることがございますのであらかじめご了承ください。  これまで、階段を昇り降りする施設として当館を敬遠されていたお客様のご来館を心よりお待ち申し上げております。

大谷屏風岩

 

豪邸のある大谷

    今日は、そうした大谷の現状を見てみましょう・・・大家は、まず豪華な宮殿のような大家石の豪邸から見ることになります。 石材店を経営している老舗であり、今でも商売はそうした方面の仕事をしていますが、ここは大谷石の豪邸であり、昔から石の色が変わっていません・・・石塀に利用している石では、変色して崩れてくるのがあるのですが、さすがにこの豪邸の石は程度が最高級の石なのでしょう・・・全然色の変化などは起こっていません・・・驚くばかりの建築材といわれるゆえんなのでしょう・・・

 

これらの建物は大家石でできている

大谷街道筋

    大谷には観音さんが2つあります。戦後建立されたのが大谷の平和観音です。もうひとつは昔からあっる歴史的な岩屋の中の観音像です。 これらは比較的同じような場所にあるので見るのにはもってこいの条件です。 そしてこの古典的な石仏の展示されている裏側に、池があってその周辺の春の様子はとてもきれいです・・・昔はよく開放されていたのですが、最近ではこの拝観料を払いこの池に行くことが出来ます。

ごつごつ野岩場がこの場所の特徴

天狗の投げ石 天然記念物

    あまり知られていないようですが、この観音の裏山に入ることも出来たのです・・・

上を見るとこうした天狗が投げたといわれる石がある・・・

平和観音像

    一方、ここから1km程度の場所にある大谷資料館、これはなんといっても圧巻であり、最近は多くの若者がここを訪れています。 昼なお暗い洞くつの中に入り涼しさを楽しんでみるとか、冬ならば生暖かさを感じる場所です・・・あまりにも広い場所なので驚くjことでしょう・・・

本尊の千手観音はじめ、脇堂の釈迦三尊薬師三尊阿弥陀三尊の合計10鉢の石仏 は、日本の石像彫刻中、優秀なる技巧を究め たものとして、昭和293月に特別史跡に、 昭和366月には、重要文化財に指定され ました。西の臼杵磨崖仏(大分県)に対し、東 の磨崖仏として知られ、美術的にも優れた貴 重な石仏です。 と紹介されています・・・

 

平和観音から大谷寺を見るまた、大谷寺本尊千手観音は、弘仁元年(810年)弘法大 師の作と伝えられています。古くから大谷観音と称さ れ、鎌倉時代に坂東19番の霊場となり、多くの人々か ら尊崇されて来ました。最初は、岩の面に直接彫刻し た表面に赤い朱を塗り、粘土で細かな化粧を施し、更 に漆を塗り、一番表には金箔が押され金色に輝いてい ました。最新の研究では、ノ\'一ミヤン石仏との共通点 が見られること力、ら、実際はアフガニスタンの僧侶が 彫刻した、日本のシルクロードと考えられています。

千手観音には、千の手と、千の目が有ります。手のひ らに目が有り、し、つも私達を見守っています。そして、た くさんの手で宇宙にある全ての人々、生き物を救って 下さる有り難し、観音様です。お参りの際は、その大きな 心を想い、世界の平和と人々の幸せを願い、合わせて 感謝の気持ちで合掌しお参りして下さい・・・と紹介されているのです・・・かなりの歴史と重みのある石仏であることが分かります・・・

平和観音像この大谷観音を上って一番上まで裏から行くと、こんなそばで顔を見ることができます。 驚くほどよく彫られています・・・ぶつぶつは大谷石の特性です・・・

太平洋戦争の戦死戦没者の供養ヒ、世界平和を祈って彫刻された、高さ27メートル (8888)の観音像。昭和23年より、当時の大谷観光協会と地元の熱心な後援の もと、東京芸術大学教授飛田朝次郎氏が制作を手がけ、大谷の石工達が彫刻しまし た。6年の歳月をかけ、昭和29年に完成し、昭和31年には、日光輪王寺門跡菅原大 僧正により開眼供養が行われました。現在は、宇都宮市公園管理のもと自由に参詣でき る憩いの場として、多くの人たちが訪れています。

    あの若者に有名な、洞くつ探検の場所は、また異なる石切り場のあとです・・・そこでは、岩場に水がたまっていたりして、ゴムラフとで入り組んだ場所を探検してゆくコースです・・・暗くなったり、また明るくなったりと探検気分は素晴らしいものがあるのです・・・

大谷寺全景

大谷寺前の参道

   最近ではこの石切り場の遺憾光波、かなりの人がきているので、駐車場が満杯です。 そこで外側に新たに作ったのですが、足の悪い人などは中の近くの駐車場に車を止めることが出きるのですが、他の人は外のやや遠い場所に車を止めるといった行動になるのです・・・資料館というから、何か美術館のようですが、ここではれっきとした現物がある石窟跡ですから、大家石の切り出した様子が手に撮るように見られるのです・・・

大谷寺境内の行け周辺と花

美しい庭園

    チャンスの時にはこの洞窟内でコンサートがあったり美術展があったりといろいろ楽しんでみることが出きるのです。 大谷から、多気山の方向に行くと、不動尊へのお参りも素晴らしく、そこから2kmくらいの場所に日光高速有料道路があってそこに位置しているのがロマンチック村の道の駅です。 こうしてみると意外と交通的には便利な場所がそろっているということになるでしょう・・・

大谷観音19番札所

    また、最近の情報では、この近くにスマートインターが出来て、この大谷地区と東北道がつながるということになりました・・・多くの観光客がここに来ることになるのでしょう・・・

大谷の寂れた古風な風景 昔の懐かしさがここにはたくさんある

 

 

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