余里一里 花桃の里

余里一里 上田市の花桃の里

★20160425:「余里の一里花桃の里」のしだれ桃の花が咲く「花満開街道筋を探索した紹介」です・・・

 ★何か長い名称の花桃の里です! 最初聞くとどのように読むのか分からないような場所・・・「よりのいちり はなもものさと」と呼んでいるようです。 この場所の開花時期は、毎年ほぼ4月の終わりから5月の連休までです。 今年2015年は、かなり4月の初旬が暑い日が続いたので、きっと少し早めで4月の25日頃から見jごろになるのでしょう・・・本当は、連休の時期に満開を迎えると好都合なのですが・・・  

     下の写真は、過去の上記「余里一里の花桃の里」の全般的な紹介です。 数年前は、桃の咲き具合が遅れていた時があり、まだまだということです(4月30日でも、まだ2分咲き程度だったときがあるのです)  例年では、5月の始めとか4月の最終日に満開を迎える場所なのですが、その時の冬は寒く、桃の花目がつかなかったのでしょう。 連休が終わってからきっと満開を迎えることでしょう・・と予想したのでした・・

     実は、ここの花桃は、ちょっと思い出がある場所なのです。 一般的には、花桃の里と検索するとなんといっても長野県南端の飯田地域より先の昼神温泉の近隣の花桃の里が有名です(ここの花は、この花桃の里とほぼ同時期に満開見頃を迎えるようです・・・・) 然し関東に帰って来る時にこの上田の花桃が見たくて帰りがけに立ち寄ったのが初回でした・・・・ここは静かな山村に枝垂れ桃の花が咲く村なのです。 そして村人全体でこの桃の花を植えてここまでに仕立てたのです。 まあ、そういった場所が日本では多いのですが・・・

   参考情報:「余里一里野花の見頃情報」 「上田丸子地域と温泉など紹介」「小諸懐古園紹介」「軽井沢アウトレット紹介」「軽井沢ドライブ」「佐久花桃の紹介

 

     一般的には、入口に車を止めて置くまでハイクしながら花を楽しみ、そして自然を探索するコースです。 とは言え、このハイクする道の両サイドには農村部落が点在しており何も危険はなく、しかも村人が自分の家の中のそれまで丹精した花床を「見ておくんなショウ・・・・」と言ってガイドしてくれる素晴らしい農村地帯です。 よく花を見るために田園地帯をゆくと何処の馬の骨が来たかと嫌がられるのが常ですが、ここの村はそういうことはなく皆笑顔で他県の人を迎えてくれるのです・・・その触れ合い、会話が素晴らしいのですが・・・・というわけで今年の2012年の余里一里野花桃の里の紹介を満開、見ごろ前に紹介してみましょう・・・・是非時間と余裕のある方は、一度訪れてみてください・・・驚くほど自然がいっぱいで素晴らしい田園風景を満喫できることでしょう・・・・上田ICから降りてゆくことが出来ます・・・

 

余里一里花桃の里にて

     余里一里野一番奥の方の民家の集落のある場所です。 この辺は広場があってそこに車を止めて周辺を探索したり花より団子といった感じで色々な楽しみがあります。 両側が山に囲まれた僻地ですから、温暖で静かです。車の音すら聞こえません・・・・とても感じのよい村の雰囲気であり、鶯の鳴き声に包まれています。 土壁の民家がありますが、長野県ではこうした土壁は普通にあったのですが段々と壊れてきて非常に少なくなってきてしまいました・・・・

 

     武石余里とかいてありますが、たけし村の余里地域という意味です。 武石村は、上田から諏訪湖方面へ抜ける途中の山峡の村です。 この反対側には国道があって諏訪湖への道があるのですがこの山脈のためにそれがあることすらわからないでしょう・・・・決して山深い場所ではないのです・・・・この武石村から峠を登ると例の有名な美ヶ原高原に出られるのです・・・・

 

余里一里花桃の里にて

     山間の村故どこでも真ん中に川があります。 山紫水明というほど水はありませんが、その両側に静かに佇む村の風景が独特です・・・・

 

     車の窓越しに写真をとっているのでちょっと反射光が邪魔ですが、山の家々の様子はお分かり頂けるでしょう・・・・もっと明瞭なものをお希ならば、こちらの「余里一里紹介」で見てください・・・・

 

余里一里花桃の里にて

     この辺は、民家が好きで植えている花桃の木が、大きくなったのでそれをまとめて観光で生かしているわけです。 いわゆる村おこしです・・・・それでもこうして田園風景をこの時期に解放することは素晴らしいことなのですから・・・・年に一度の行事なのですから!

 

     静かな環境がお分かり頂けるでしょうか・・・・

余里一里花桃の里にて

     ここは、桜の散る頃が一番きれい様です。 色々な花、木々の緑がいたるところで見ることができて茶色の山肌が日に日に綺麗に薄緑色で覆い始めるからです・・・・これが日本の自然風景かと見なおすことができる場所のひとつです・・・・

ハイクで楽しむのがメーンのテーマなのですが、それ以外の日には、こうして車で一番おくまで入ってきて花を楽しむことも出来ます・・・・

余里一里花桃の里にて

色々珍しい植木、山草が販売されています・・・・それにしても枝垂れ桃が道のw機とか農家の庭先に沢山咲いています・・・・

     こういう感じの場所は、たぶん、車で通過しただけではその良さはわからないでしょう・・・・ぜひとも時間があればゆったりと歩きながらハイクをして、周辺を探索したいものです・・・・というのは、高台から見ると下に車では、通過できないような細い道が見えるのです・・・それらの周辺を探索してこそ本当の自然が見て取れるからなのです!

余里一里花桃の里にて

     ここに来ると日本の原風景が残っているので、日本の美しさを再認識することができるでしょう・・・・

余里一里花桃の里にて

     小川と言うにはちょっと深すぎるようですが、流れは小川でしょうか・・・・その両側に咲く桃の花の群落が美しく歩きながら楽しめるのです・・・・年に一度だけのページェントといった感じです・・・・

余里一里花桃の里にて

     やはり民家の屋根に着目すると昔は、藁屋根、または茅葺屋根でできており、それらをトタンで囲った屋根がまだ沢山残っていました・・・・

余里一里花桃の里にて

     ほとんど車が来ませんが、こうした場所をあるって探索するわけです。

余里一里花桃の里にて

     古びた民家を見るともうこうした家の感じも段々と歴史的なものとなりつつあるようです・・・・ご承知のように、ここは武石という場所ですから、武石峠のある場所です。 この峠で美ヶ原はかなり山深い峠道です・・・しかしそこまで行かずともここの平地で花を楽しめるのですからお徳でしょう・・・是非皆様もこの花のコースで花を楽しんでみてください。